有料老人ホームは、入居される方の健康状態や機能の程度に応じて施設を選ぶことができる。選択に際しては、費用、提供される介護・サービスの内容はもちろんのこと、そこで生活していくわけだから、施設の雰囲気・生活スタイルも重要なポイントとなる。また、その他、立地条件、交通の便、持病のある方は持続して治療を受けられる病院が近くにあるかなども重要となるだろう。料理が美味しいことも、もちろん大切だろう。
有料老人ホームの選択ポイント
1.費用
入居一時金、毎月の費用、その他の費用を考え、無理のない資金計画を立てることが重要である。
2.提供されるサービス、介護
入居時には健康であっても、将来、身体的に不自由になったり、痴呆になったりしてしまった場合に介護やサービスを期待できるのか(「健康型有料老人ホーム」は不可)、可能な場合、それはホームから提供される(「介護付有料老人ホーム」)のか、それとも外部との別個の契約が必要か(「住宅型有料老人ホーム」)を明確にしておくことが大切だろう。また、24時間体制でケアが受けられるかも確認しておくべきである。
3.雰囲気、生活スタイル
たとえば、介護型有料老人ホームの場合、介護不要者と要介護者が共存する。その型はさまざまである。
●混在型:自立可能、認知症、要身体介護、見守りなど、介護や身体機能の状態に関係なく、混在して自由に部屋を選択する形式。
●グループケア型:階によって、身体・介護状態などの住み分けをする形式。
●ユニットケア:少人数単位で、それぞれのグループの介護状態別に担当者を決めて専門的なケアを行う。
4.その他
食事は治療食(塩分やカロリーなどの制限、刻み食などの形態)を提供してもらえるか、自炊は可能か、など。もちろん、味も重要だ。立地条件は交通の便、都会か田舎か、気候など。買い物が可能な店、病院へのアクセス。
契約をする前に、複数の施設を何度か見学をしてみるといいだろう。



